これから理系の大学に進学される方!!!!!
または、理系の大学を受験しようと考えている方!!!!!
- 理系は忙しいって聞くけど、どれくらい忙しいんだろう…
- 理系学生はどのような時間割、学生生活を送っているんだろう…
という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に理系大学4年生である僕が、実際にどのような時間割でどんな大学生活を送っているかを紹介することで、皆さんの疑問に答えていきます。
僕は、工学部電気工学科の学生で、忙しさで言えばおそらく理系の中でも平均的なものだと思うので、参考になるのではないでしょうか。
理系大学生の実際の時間割
1~3年次
※1コマ90分
※赤色の科目と英語は必修科目。その他は自由に選択できる科目
高校までに比べたら授業が少ない
時間割をからもわかる通り、高校までのときのように毎日1限に行く必要がなく、空きコマもそこそこあります。
また、3年後期を見て分かる通り、全休(1日授業なし)の日も作ることができます。
このように、高校までに比べたら授業が少ないことがわかります。
また、定期テストだけの点数で成績が決まる科目も多かったので、授業に出席する必要もあまりありませんでした。
毎週実験がある
これは、理系ならではの特徴です。
通う大学や学部学科にもよりますが、僕の場合は毎週実験を行っていました。
実験自体は、1~2時間で終わる回もあれば、夜21時くらいまでかかった実験もありました。
また、実験を行うと、その5日後以内くらいに必ずレポートの提出がありました。
だいたい毎週30ページくらい執筆することになります。
最初は大変でしたが、徐々に感覚が麻痺してきてそこまで苦に感じなくなります(笑)。
4年次
通常授業
僕は、3年生までに卒業に必要な科目を取り終えていたので、何も取りませんでした。
ここは、残りの科目数によって授業が決まりますが、大体の人は1~3年次に比べると少なくなります。
研究室
研究の忙しさは、所属する研究室によって異なってきます。
ホワイト研究室の僕の場合(かなり特殊な例)
僕たちの研究室では、研究活動を一切行いませんでした!
というのも、
-
- 研究室の実験器具を使わなければできない研究だが、コロナの影響であまり対面で会えなかった
- 先生があまり熱心な方ではなかった
からです。
じゃあ何をやっていたかというと、
1つは、週1回のゼミ(授業形式で、英語で書かれた文献を1人ずつ訳して、皆で読み合わせる)
もう1つは、過去の先輩の研究結果をそのまま使った卒研発表や卒論の執筆です。
卒研発表の準備や卒論の執筆は、合わせて2週間程度で終わりました。
なので、4年次はめちゃくちゃ暇な1年を過ごしていました。
ブラック研究室の友達の場合
彼の場合は、シャワーを浴びに行く以外、ほとんど家に帰らずに大学で研究していました。
つまり、研究室に寝泊まりしていたということです。
徹夜で作業することも日常茶飯事だったそうで、なんと卒研発表前日にも徹夜で実験をさせられていたらしいです。
(その研究室に所属している友達の当時のTwitter)
こんな例もあるので、研究室選びはめちゃくちゃ重要です。
季節休み
夏休みは1ヶ月と他大学と比べて少なかったですが、春休みは2ヶ月以上もありました。
追試はこの期間中に行うことになりますが、基本的に授業は季節休み前に完結するので、季節休み中に課題などのやるべきことはありませんでした。
ただ、研究室配属時(3年生3月)に研究室での顔合わせが数回ありましたが、これも研究室によって異なってきます。
授業以外の勉強時間
定期テスト
基本的にはテスト前だけ勉強しておけば、なんとかなります。
ただ、科目によっては過去問を入手していないと相当厳しい戦いになります。
というのも、大学の授業内容は高校までに比べて遙かに難しいです。
例えば、大学受験のように何でこの式になるのか、と考えることすらできないものも多いです。
なので、ある程度出る問題がわかっていないと対策することはかなり難しいです。
中には毎年全く同じ問題を出している科目もあるので、前日勉強するだけで楽々満点が狙えてしまう科目もあります。
実験レポート
先述のように、毎週30ページくらいのレポートを書いていました。
やる実験内容にもよりますが、最低でも毎週5時間前後はレポートに時間を割いていました。
少しずつコツコツ取り組んでいたので、そこまで大変とは感じませんでした。
また、理論や実験方法など、過去と全く同じことも書くので自分で考えて書く部分は意外と少ないです。
TOEIC等の語学試験
僕はそこまで勉強していませんでしたが、大学から指定された以上の資格や点数を取れば、英語の授業を免除できるという制度がありました。
なので、英語の授業に出席せずにTOEICの勉強をしている人が少しだけいました。
単位を取るだけなら、普通に英語の授業に出ていた方が楽ですが、長い目で見ると就職などにも使えるのでお得です。
少しでも楽をする方法
大学内での人脈形成
これは、文理問わずやるべきです。
例えば、出さないといけない大学の課題が難しくて分からない時、優秀な人と交友があれば困ったときに助けてくれます。
その他にも、過去レポや過去問を入手しやすくなったり、授業をサボったとしても授業に出ていた人に状況を聞くこともできます。
受験は団体戦だ!とよく聞きますが、僕は大学こそ本当の団体戦だと考えています。
出席する必要のない科目は思い切って欠席する
大学の授業では、科目によって成績の付け方が異なります。
例えば、定期テストのみ(出席しているかどうかは見ない)で決まる科目もあれば、テスト(70%)、レポート点(20%)、出席点(10%)のように様々な観点から評価する科目もあります。
なので、出席点がない科目であれば、思い切って欠席することで忙しさを軽減できます。
また、やる範囲さえわかれば、サイトに貼ってある授業スライドや教科書、過去問だけやれば充分定期テスト対策は可能です。
最初の1,2回だけ授業に出てみて、今後も出席する必要があるかをしっかりと見極めていきましょう。
やるべきことはしっかりやる
当たり前のことですが、出席や課題提出が必要な場合は、面倒くさくても必ずやりましょう!
ここを疎かにして、単位を落としてしまった場合、来年度で再履修する方が大変です。
ちゃんとやることは、意外と大変だと思うかもしれませんが、結果的に楽して卒業することができます。
ホワイト研究室を選ぶ
興味のある分野で選ぶのもいいですが、それよりもホワイトな研究室を選ぶべきです
先ほども述べた通り、研究室選びをしくじるだけで、拘束時間が大きく変わります。
教授からのパワハラや無限に拘束されてまで、やりたい研究があるなら止めません。
しかし、研究室を選ぶ前に、その研究室の教授の人柄や先輩からの評判をしっかりと調査しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
個人的には、確かに忙しいと思うこともありましたが、バイトや他のことをする時間は充分に取れていたので、思っていた程ではなかったです。
特に、季節休み中はほぼやることがなかったくらいです。
たとえ凄く忙しく感じたとしても、感覚が麻痺してきて気にならなくと思うので心配しなくて大丈夫です(笑)
それでは、良きキャンパスライフを!!
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