こんにちは、トライです!
現役理系大学生(4年生)で、卒論も終わりのんびり過ごしています。
先日、こちらのツイートを見ました。
「一人暮らしの家でガリガリに」「鬱でSNSをアラビア文字に…」 現役大学生が綴るコロナ禍1年間の現実 #新型コロナ #自粛 https://t.co/IxLbHkEHGD
— 文春オンライン (@bunshun_online) February 28, 2021
僕も同じ大学生として、コロナ禍のしんどさなど、共感できる点が多かったです。
ただ、コロナ禍大学生のマイナス面だけを誇張しすぎているようにも感じます。
「これから大学生になるけど、コロナ禍だし不安だな」
「現役大学生のリアルな現状を知りたい」
という方々に向けて、今回は現役大学4年生(理系)である僕のコロナ禍1年間をご紹介します。
2020年3~8月(4~6月で第一回緊急事態宣言)(病み期)
大学の活動がほぼ何もなかった
僕の大学では、4年生から研究室に配属され、それぞれの研究室の先生の指示に従ってゼミや研究活動を行っていきます。
僕は、3年生までに卒業に必要な単位は全て取り終えていたので、4年生では研究や卒論だけをやれば卒業できるという状況でした。
研究室の配属先が決まった大学3年(2020年)の3月に、先生や研究室メンバーの顔合わせとして2,3回対面で集まりました。
その時は、4月から本格的にゼミ、5月頃から研究テーマが決まって本格的に研究活動を始める予定でした。
しかしその後、1回目の緊急事態宣言が出たことで、4月から8月末まで対面でもリモートでもゼミや研究活動を一切行われることがありませんでした。
正直、ゼミだけならリモートでもできるのですが、4年生はこの時期、就職活動や大学院入試を行っていたため、配慮してくれたのかもしれません。
就職活動が難航した
コロナ禍のため、会社説明会から最終面接まで全てリモートで行っていました。
最終的に20社近くエントリーしたのですが、交通費が全くかからなかったので、その点に関してはとてもありがたかったです。
ただ、この時期はずっと家におり、他にバイトなどもやっていなかったので、基本的に面接以外で人と話すことがほとんどありませんでした。
なので、自分のやりたいことは何なのか、そもそも自分はどういう人間だったか、ということがかなり曖昧になってしまい、自己PRや志望動機などをあまり上手く言うことができませんでした。
勿論、僕の実力不足というのもありますが、最初の5社くらいは全て一次面接を落とされてしまい、かなりしんどい思いをしました。
一次面接の通過率はだいたい7割くらいという情報を得ていただけに、自分は社会不適合者なんじゃないかと思ったくらいです。
このままではまずい、と思って面接練習をさせて頂いた結果、なんとか8月に就職活動を終えることができました。
就職活動は受験勉強とは違って、家で黙々と勉強して答えが見えてくるものではないので、コロナ禍とはいえ、友達や先生など色々な人と積極的にコミュニケーションを取るべきでした。
そもそもこの業界って自分にあってるのか?
2020年9~12月(メンタル復活)
大学の活動が緩やかにスタート
8月末から週1回、対面でゼミ活動が始まりました。
研究室メンバーとも再開し、久しぶりに人と会話することができてとても嬉しかったです。
一応11月末頃に研究テーマが決まったのですが、12月まで週1回ゼミを行うだけで、一向に研究活動を行いそうな感じがしませんでした。
とあるサークルに所属する
就職活動も落ち着き、もっと交友関係を広げたいと思い、社会人も大学生もいるサークルに所属しました。
ここに入ったことで、就職活動で沈んでいたメンタルがどんどん回復してきました。
何よりもこのサークルの方々の人柄の良さ救われました。
特に、どんなに些細なことでも他人を称賛できる方が多く、自分のプライドよりも他人の良い点を見ようとするその姿がとても魅力的に映りました。
その人たちを見て、今まで受験や就活で他人と比べることで優越感や劣等感を抱いていた自分ってくだらない人間だったな、と感じました。
そこで、プライドを捨て、他人の良いところを見つけるクセを身につけようと思ったことで、心も明るくなりました。
この内容は下の記事でも詳しく書いてます。
就職活動してるときからサークルとか色々やっておけばよかったなぁ
2021年1~3月
何もしていないのに大学の卒研発表&卒論提出
年が明けて1番最初のゼミ、先生はこんなことを言い出します。
先生「今年はもう研究できないから、過去の研究結果で卒論を書いてもらうしかないね。」
研究室メンバー一同「!!??」
なんとその後、過去の卒論と発表資料を先生から頂きました。
更に、発表資料はそのまま使っていいとのことでした。
そして、この過去のスライドを用いた卒研発表と、ほぼ過去の内容と同じ卒論を提出することで卒業研究の単位を頂くことができました。
周りの様子
友達も就職活動や大学院入試で大変な思いをしていました。
特に、大学院入試に落ちてしまった人は就職活動に切り替えたり、院試浪人を決意するなど、未だに進路先が決まっていないとい人もいます。
ただ一方で、理系の人は比較的インドアな人が多いので、1日中家にいても苦に感じる人はあまりいませんでした。
むしろ、一日中ゲームなどの趣味に没頭できるので、この状況を満喫している様子でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
確かに友達にも会えない、外にも出られないという状況でしんどいなと感じることは多いです。
ただ、全ての大学生がそう感じているわけではないし、むしろこの状況を楽しんでいる人も大勢います。
不安に感じている新大学生も多いと思いますが、そこまで心配する必要はないです。
家でもできる新しい趣味を見つけるなど、工夫をすれば楽しめることは沢山あります。
以上、コロナ禍大学生の1年間でした。
コメント